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緑区版 公開:2016年9月22日 エリアトップへ

口腔がん検診を実施 緑区歯科医師会

社会

公開:2016年9月22日

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複数体制で口腔内をチェックする医師
複数体制で口腔内をチェックする医師

 緑区歯科医師会(岡田春夫会長)が9月8日、緑福祉保健センターで無料口腔がん検診を行った。

近年増加傾向に

 口腔がんは近年患者数が増加傾向にある。病気の初期段階を見逃さず、治療に繋げることが重要とされることから、同会では2014年から市民向けの無料口腔がん検診を開催し、病気の早期発見と治療を呼びかけている。受診希望者は年々増加し抽選となっていたが、今年は横浜みどりライオンズクラブ(杉山穣会長)が45周年記念事業として支援を申しで、定員を拡大しての実施となった。

 口腔がん検診では、唾液腺やリンパ節などの口腔外の腫脹、腫瘤、圧痛の有無などを調べるほか、唇、頬、歯肉、舌、口底、口蓋の白斑、赤み、腫瘍、ビランなどの有無を丁寧に見ていく必要があるという。医師らは1人の受診者に対し2人以上の「Wチェック体制」で検診に臨んだ。

 今回2度目の受診だという区内在住の女性は「歳を重ねるにつれ、口の中のできものや腫れが気になりだしたため、診てもらおうと思った。先生に色々と詳しく説明してもらい、不安が解消され心が晴れた」と嬉しそうに話していた。

 岡田会長は「口腔がんは希少がんとも言われるが、近年増加傾向にある。発見の遅れが死亡リスクにつながる事があるので、しっかりと検診を受けることが重要」と話した。

 同会ではこうした検診の機会を今後も設け、口腔がんの啓発や医師同士の技術交流に努めていきたいとしている。

検診にあたった医師ら
検診にあたった医師ら

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