「いい旭区」へ、 自ら動こう 「あさひつながりの輪」全4回終了
世代や性別を超え、旭区の未来について考える市民会議「あさひつながりの輪」が2月5日に最終回を迎え、幕を閉じた。昨年7月から全4回にわたって開催され、11歳から80代約200人が参加した。
進行役の沼田真一さん(ビッグバン・ヌマ(株)代表取締役)の提案により「ワールドカフェ」(全員参加意見交換)、パズルミーティング」(分科会型意見交換)などの手法で参加者は意見交換。初対面の壁も越えて会議は発展していった。
11月に開催された3回目では、プロジェクトが複数発足。最終回には42人が参加し、新たなプロジェクトもさらに誕生した。各々が興味や関心を持つものに加わり、実現に向けてさらなる話し合いが進められた。
この日は全部で7つのプロジェクトが旗揚げ。”縁側”を作り、地域住民同士のつながりを強めるものや、公園に緑や花のトンネルを作るものなどテーマはさまざまだ。中でも、笑顔から人間関係を築こうと呼びかけるグループ「スマイルtoスマイル」は、旭区市民活動支援センターみなくるに早速、登録したという。
終了後には参加者からOB会発足の声も上がり、それぞれが連絡先を交換し合った。進行役の沼田さんは「自分が生活する地域について意見交換したい人が多いことが改めて分かった。話し合う場を作ることが大事だと実感した」と会議全体を振り返った。
初事業を終え、旭区の担当者は「予想以上に多くのプロジェクトが発足した。課題は多いと思うが、今後は各自が進めていくことになる」と話していた。
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