神奈川県建設労働組合連合会(内藤勝義会長)が12月3日、建築工法の腕を競う「神奈川県職業訓練生技能競技大会」を県立産業技術短期大学校で開催した。
神奈川県にある建築大工の認定職業訓練校(横浜、川崎、三浦、湘北)4校の生徒の技能向上を目的に毎年開催されており、今回で35回目。
大会は初・中・上級の3部門に分かれ、61人が参加。初級は浴用イス、中級は二方転び踏み台、上級は四方転び踏み台が課題。四方転びは四脚が中心に向かい、それぞれが傾斜している状態を言い、難易度も高いという。夏から練習を重ねてきた訓練生たちは真剣な顔つきで課題をこなしていた。
同会の原嶋義男副会長は「訓練生は皆、志が高く、モノを作るときは本当にイキイキしている。訓練生は年々減少傾向にあるが、日本の伝統的な建築工法を継承していってほしい」と話していた。
大会上位者は以下の通り。
【上級の部】【1】佐藤基実(湘北)【2】佐藤貢平(川崎)【3】石橋伸也(三浦)、臼居隼(三浦)【中級の部】【1】柴田啓輔(湘北)【2】湯田宗憲(横浜)【3】金井亮(湘北)、佐藤洋(湘北)【初級の部】【1】山田康一朗(湘北)【2】三塚啓人(湘北)【3】鈴木賢司(横浜)、安藤亮(湘北)【特別賞】柴田一成(横浜)
※カッコは学校名
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