県立旭高校と県立三ツ境養護学校高等部の合同による、一昨年スタートした放課後の障害児余暇支援事業「ビリーブ」。その一つとして、旭高校美術部では昨年6月から、東日本大震災の被災地に球根を送る「笑顔を咲かせようプロジェクト」に取り組んできた。
3学年10人の美術部は、球根の寄付を呼びかけるポスターを1人1枚ずつ制作した。川井地域ケアプラザの協力のもと、地域の福祉施設や両校にポスターを掲示したほか、9月の旭高文化祭でも展示ブースを特設。9月〜10月に集まった十数箱分の球根は、福島県いわき市の市立好間(よしま)中学校に送られた。
10月に三ツ境の有志生徒と好間中を訪れ、球根を直接届けた部長の上田眞子さん(17)、副部長の中島駿一君(18)。上田さんは「親や友人に被災地の現状を伝えたい」、中島君は「これからもやれることをやり続けたい。現地で似顔絵とか描けたら」と思いを語った。
―おわり
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