市立川井小学校の児童によるホタルの幼虫の放流式が6月12日、同校に隣接する都岡町小川アメニティで行われた。旭区の昆虫に制定されているホタルが生息できる環境をつくろうと、同校では7年前から地域住民と協力しながら幼虫を放流する活動を行っている。
放流式には川井地区社会福祉協議会の相澤豊利会長や横浜ほたるの会の丸茂高会長らも参加。丸茂会長は「小川アメニティの中にはすでに自生で育っているホタルもいるので、さらに補強できると思う。ホタルがいるのは環境がいい証拠。今後も取り組みを続けて」とあいさつした。
今回放流したのは、ホタル委員会の児童が一年間かけて飼育してきた、ヘイケボタルの幼虫約150匹。児童らは雨の中、ホタルの飛来を楽しみにしながら、幼虫を川に放流していた。三尾悠介君と星昴太郎君は「元気できれいなホタルが飛ぶのが楽しみ。光のカーテンを見てみたい」と笑顔を見せた。
今回放流したホタルは7〜8月中旬に成虫になる見込み。上流ではすでにゲンジボタルの飛来が確認されているという。
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