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YSEの実践的教育で"頭角"を現そう 横浜システム工学院専門学校
ロボコン３連覇中今年も優勝を狙う
ソフトウェアエンジニアを目指す▶▶▶モバイル・ロボット科
昨年12月末に行われた第21回全国専門学校ロボット競技大会（スチールファイト）で大会初となる団体優勝３連覇を達成したモバイル・ロボット科。モノづくりのエンジニアを輩出する同科では、数々の大会に出場し、上位入賞の実績を上げている。
同科ではこれから控える大会出場に向けて各チームが精度に磨きをかけている。９月に開かれる「ＥＴロボコン」南関東地区大会に出場するチームは、教室内に用意した本番同様のコースでプログラムの調整を行っている。
自律走行ロボットの出来を競う同大会。ロボットは光の値を読み込んで走行する。会場の照明次第でプログラムの調整が必要になるため、機敏な対応力が求められる。
昨年も出場した木屋大輔さん（２年）は「昨年以上の走りをさせたい」と意気込んでいる。
チームで課題に挑戦
別の教室では10月に開かれる「ＥＳＳロボットチャレンジ飛行船コンテスト」の出場チームが準備を進める。自動航行する飛行船ロボットのシステム開発を競 う同大会。飛行船に付けるハード部分を担当する吉田祥基さん（２年）は「本番までに、もっと機体を軽くできるように改良したい。出るからには優勝」と意気 込んでいる。
◇
課題挑戦型プロジェクト教育により、実力を開花させる学生たち。12月には４連覇のかかるスチールファイトがある。抜群のチーム力で、今年も優勝をねらう。
仮想コースでトライアル中
ＥＴロボコン出場メンバー
飛行船にハードを装着
現場経験をデザインに活かす
デジタルクリエイターを目指す▶▶▶情報デザイン科
Ｗｅｂデザイナーなどを育てる情報デザイン科。企業などとの産学官コラボをはじめ、さまざまな現場でデザイン力を磨いている。
あふれるアイデア
最近では、学生によるデザインコンペ「お台場セイル（帆）デザインコンテスト」で大野沙英さん（１年）の作品が応募総数４７８作品中、60作品に選出。９月29日までデックス東京ビーチのシーサイドデッキに展示される。大野さんは「テーマが難しく大変だったが、授業で学んだことを活かせた。希望のＷｅｂデザイナーに向かって、もっと力を付けていきたい」と話した。
また５月には、東京ビッグサイトで開かれたデザインフェスタに参加。「昭和の駄菓子屋」をテーマにディスプレイや空間をデザイン。モバイル・ロボット科との連携による電子部品で作ったストラップは大人気で完売したとのこと。
現在も、市内企業とのコラボを行う同科。あふれるアイデアに期待がかかる。
グループでプログラム開発
システムエンジニアを目指す▶▶▶情報システム科
システム開発に携わるシステムエンジニアやプログラマ、運用管理に携わるシステムオペレーターなどを目指す学生が在籍する情報システム科。少人数のグループ制で学ぶため、技術力とともにコミュニケーション力やチーム力が養われるのが特長だ。
同科では経済産業省主催の「Ｕ︱20プログラミングコンテスト」に向けて、各グループが連日、準備を続けている。石川修平さん（２年）のチームは相撲を題材にしたゲームを作成中。プレーヤーが親方となり、育成した力士に試合をさせていくもので、現在は最終調整に入っているという。高校の情報の授業でパソコンに興味を持ったという石川さん。「授業ではいろんな言語のプログラミングを学べる。将来はプログラマを目指したい」と話している。日ごろの学びの成果を発表するため、妥協することなくアイデアを形にしている。
きめ細かな指導
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