顔見知りで共助 希望が丘南地区
区内各所で防災訓練が行われた8月31日、希望が丘南地区連合自治会(本谷康次会長)では市立善部小学校(佐藤正弘校長)と連携して、訓練後に近隣住民同士でつながりをつくる「コミュニティ会議」を開いた。
顔見知りになることで災害時の共助の体制を確立させようと企画された、初の取り組み。会議は各自治会ごとに20グループに分かれ、自己紹介からスタート。災害時の行動や避難場所などについて確認し合った。 本谷会長によると、普段の防災訓練では、参加者は役員や班長など決まったメンバーになることが多いという。そのため「児童や保護者と交流できたことが大きい」と振り返る。また、同時に浮き彫りになったのが地域での防災に対する温度差。「関心の薄い地域も把握できたので、役員を通じて中に入り込んでいければ。今後はグループのリーダーの教育も視野に入れていきたい」と展望を語った。
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