中高生らによるロックコンサート「横浜旭ロータリークラブ・チャリティーコンサート」が１月11日、保土ヶ谷公会堂で開催され、会場には大勢が集まった。横浜旭ＲＣ（新川尚会長）主催。
東日本大震災の復興支援イベントとして旭ＲＣが企画し、今回で５回目。旭区を中心とした市内８校のほか、宮城県の常盤木学園高校のバンドも参加。前日には常盤木学園を含めた交流会も開かれた。
開会前には東日本大震災時の被災地の映像が紹介された。あいさつに立った岩沼ＲＣの田中勲会長の自宅は仙台空港から近く、大きな被害を受けたという。「たくさんの人が亡くなり、まさにこの世の地獄だった」と振り返った。「いろんな支援を頂き、復興に努めてきた。これからも力強い支援をお願いします」と話すと、大きな拍手が響いた。
ライブが始まると、参加者はステージ前に駆け寄り、体を揺らした。各校のバンドは迫力ある演奏を披露し、会場を大いに盛り上げた＝写真。
新川会長は「今年は常盤木学園の生徒も来てくれ、復興支援の意味がより深まったと思う。横浜の中高生にも被災地の現状が伝わったのでは」と話した。
会場で集まった募金総額は10万円を超えた。
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