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「子どもは『本物』で殻を破る」 本物プロジェクト代表が語る
「伊豆大島3泊4日、全力で遊んですっからかんになる旅」「本物の英語環境を体感、カナダの家庭にホームステイしよう」など、子どもを対象にさまざまな体験機会を企画している団体がある。その名も「本物プロジェクト」。同団体の企画に子どもを参加させた保護者は「キラキラして帰ってきた」と息子の表情の変化を話した。一体、何が子どもたちを変えるのか。
「一歩踏み出せる環境を」
四季美台の学習塾「陵光ゼミナール」内に事務局を置く同団体。同塾を経営しながら、同団体の代表を務める鈴木嘉記さんは企画の狙いを語る。「子どもたちは『本物』の人物に出会い、『本物』の環境に身を置き、『本物』を体感します。その体験が子どもたちに感動と衝撃を与え、彼らが自身の殻を破り、成長していくことを促します」。さらに、何もしなくても必要以上の情報が入ってくる現代の環境にも言及。「子どもたちは無意識にインプットする事はありますが、自分で考えて行動するというアウトプットが非常に少ない。今までやろうとしなかったことに一歩踏み出す力を身に付ける環境を提供したいと考えています」。
子どもの好奇心を刺激するには、各分野の第一線で活躍する大人や、何かに本気で取り組む大人など「本物」の大人たちとの出会い、英語を学ぶなら実際に海外で「本物」の環境の中に身を置く体験が何よりも必要だと考え、団体の活動が始まった。プロジェクトには二俣川で留学エージェントを行っている小林正也さんをはじめ、地域の学生などが参加。「自分で考え、行動できる子どもを育てる」ことをテーマに活動している。
自由が自発へ伊豆大島の4日間
団体の現在の目玉企画の一つが、8月に開催される伊豆大島3泊4日の旅。今年は小学4年から中学3年生まで約60人が参加。募集から1週間で申し込み人数が定員を超え、参加枠が拡大されたほどの人気企画だ。「島の南北端を自転車で往復」「シュノーケリングで魚と出会う」「ジオトレッキングと天体観測」など島の自然を存分に体感できる内容の同企画。最大の特徴は「旅のほぼすべてが自由時間」であることだ。「自由時間にこそ、子どもが何かを創造する機会が隠れているのです」と鈴木さん。「島に着くと大人は『何もない』と言います。でも企画に参加した子どもたちにとっては『何もかもがある』場所に見えてくる。それは、指示待ちの社会で育った子が、誰からも指示されない環境に適応した時、自発的に自分で動き出すからです。そして、この子どもたちの変化こそが我々の企画の肝なのです」。「本物」の自然環境の中で体験する「本物」の自由。3泊4日の企画で、子どもたち一人ひとりは「自発的な一歩を踏み出せるようなものの見方」を身に付けた。
現在、同団体の企画に参加しているのは鈴木さんが経営する塾の生徒がほとんど。鈴木さんは「将来的にはさらに門戸を広げていきたい」とし「地域の子どもたちや、さまざまな団体の皆さんとつながって、もっと面白いことをしていきたい」と笑顔で今後を語った。
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