神奈川県立がんセンター(中尾・大川伸一病院長)で9月23日、膵臓がん市民公開講座「パープルリボンin横浜2017『膵臓がん治療の最前線』」が行われた。同がんセンター・NPO法人パンキャンジャパン(眞島喜幸理事長)共催。
膵臓がんは、毎年国内で推計3万人が診断されている病気。多くは余命3カ月から6カ月の宣告を受けているという。パープルリボン活動は膵臓がんの早期発見・早期治療などの普及・啓発を目的に毎年行われているもの。同市民講座も活動の一環として行われ、205人が会場を訪れた。
講座では眞島理事長がパープルリボン活動について講演したほか、同がんセンターの医師や看護師らが専門的な知識や治療法を紹介。参加者らは熱心に聞き入っていた。大川病院長は「さまざまな職種のスタッフが講演することで、皆さんの疑問や悩みの解決に少しでも役立てれば」と話した。また、妹を膵臓がんで亡くし、自身も膵臓を全摘している眞島理事長は「2020年までに膵臓がん患者の生存率を2倍にしたい」と思いを語った。
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