夢中で大きなじゃがいもを掘り出す園児
かもめ幼稚園は６月25日、同園近くの農園でジャガイモ掘りを実施した。
これは同園の年間行事「家族で遊ぶ日」の一環として行われたもの。当日は梅雨の晴れ間が広がり、園児達は額から流れる汗をぬぐいながら親子で夢中になってジャガイモを掘り出していた。畑では自分の顔ほどもあるジャガイモに「うわぁ、おっきい」とあちこちで歓声があがっていたが、なかにはいも掘りそっちのけで、土の中から現れるコガネムシの幼虫を必死で虫かごに集める男児の姿も。収穫後には園で蒸かして食べたほか、ゲームや工作などを親子一緒に楽しんだ。
同園では身近な自然とふれあう教育を大切にしており、この日収穫したジャガイモのほか、大根やトマトなどの野菜も苗植えや種まきから園児が行っている。渡邊浩喜副園長は「自分達で苦労して作ったものを食べる喜びや、植物が成長していく過程を知ることは子どもの成長にとって大切」と話していた。
自分で掘ったじゃがいもに笑顔
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