南部病院 待合室でフラメンコ 患者ら200人が楽しむ
済生会横浜市南部病院は5月19日、1階の中央待合ホールを会場に、患者や見舞い客、地域住民などを対象とした無料のフラメンコライブを開催した。
同病院は毎月1回、クラシックや大正琴、男声コーラスなど様々なジャンルの無料コンサートを実施している。今回で111回目を数えるが、フラメンコは初めてとあって、普段よりも多い200人の観客が駆けつけた。
ライブ開催は、同病院の南部訪問看護ステーションに勤めている看護師、柳下愛子さんが、フラメンコ教室「スタジオ・セルバティージョ」(渋谷区)で学んでいたことがきっかけ。柳下さんが訪問看護サービスの利用者に「フラメンコを見たい」と言われたことで、実現に向けて準備を進めてきた。
当日は柳下さんのほか、同スタジオの小池重子代表や生徒計11人がボランティアで参加し、迫力ある踊りやステップを披露。観客は大きな拍手を送っていた。
柳下さんは「皆さんから『元気をもらった』などの感想を頂いてうれしかった」と振り返ったほか、「踊り手にもいい刺激になったので、機会を作ってまた開催したい」と話していた。
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