国際平和スピーチ 区内代表2人が活躍 市長賞に中南綾香さん
7月25日と26日に西区公会堂で行われた「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」で港南区代表の中南(なかみなみ)綾香さん(下野庭小6年)が市長賞、太田幹也君(上永谷中2年)が教育長賞を受賞した。中南さんは10月に「よこはま子どもピースメッセンジャー」としてニューヨークの国連本部等を訪問する。
小中学生の国際平和に対する意識を育もうと毎年行われている同コンテスト。各区の予選会を経て、小学校、中学校それぞれ区の代表1人が出場し、「今自分に出来ること」を自らの経験を踏まえながら語った。
中南さんは世界の食糧不足をテーマに、給食の残量をクラスで協力して減らした経験から「皆でやることで大きな力となる」とスピーチ。一方、太田君は自身が生体肝移植を受けた経験から、世界で医療に携わり、「平和な未来の担い手でありたい」と決意を語った。
同コンテストでは小・中学生の部それぞれ市長賞2人、教育長賞2人、審査委員長賞2人が選ばれた。中南さんら市長賞の4人は「よこはま子どもピースメッセンジャー」として林文子市長のメッセージと平和募金を携え、10月27日から11月2日までニューヨークの国連本部等を訪問する。潘基文事務総長にも面会する計画だ。初めての海外旅行となる中南さんは「人種が違い、考え方も違う。そういったものを感じたい」と渡米を心待ちにしている。
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