芹が谷銀座商店会で2月15日午前5時半ごろ、雪の重さでアーケードの支柱が折れ、屋根が崩落した。早朝の出来事だったこともあり、幸いけが人はなかった。同商店会の会計を務める谷口和男さん(69)は、「ドーンと大きな音がしたと連絡が入った。夜の時点で降雪が多かったので、屋根がやられたとすぐに分かった」と振り返る。
同商店会は1960年代後半から営業を開始し、アーケードはその約10年後に設置されたもの。支柱が腐食したこともあったが、その都度補修を行うなど同商店会は対応しており、「強度に問題はなかったはず。降雪の量がそれを上回った」と谷口さんは話す。商店会は現在、がれきの撤去作業中のため、立ち入り禁止となっている。
芹が谷連合自治会の藤田誠治会長は「昔から地域に愛されている商店会なので、近隣の住民も心配している。元気な商店会に戻ってくれれば」と話している。
「まずは防犯灯を」
谷口さんによると、商店会では保険に加入しているものの、具体的な保険金の額については現時点で未確定とのこと。「まずは通行人の安全のためにも、防犯灯を設置したい」と話し、「屋根がなくなって、陽の光でかえって明るくなった。アーケード自体は復活させないという選択肢もある」と今後について話した。
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