市内初店舗が開店40周年 ヨーカドー上大岡店
イトーヨーカドー上大岡店(上大岡西/武原道也店長)=写真=が4月27日で開店から40周年を迎える。
同店は横浜市内初のイトーヨーカドーとして、1974年に同地でオープンした。店舗様式は2層建ての大きな売場が特徴の”アメリカンスタイル”。食料品から家電、住居、レジャーなどあらゆる種類の商品を取り扱う店は、当時まだ少なかったという。
現在は駐車場となっている屋上には当初遊具施設があり、「子どものころから当店を利用していたという従業員からは『幼少期に、週末になると遊具で遊んでいた』という思い出話も聞く」と鍬田(くわた)明美副店長。同店の利用客の中には、親子3世代で足を運ぶ人も多い。
40年間で同店周辺の環境は大きく変化し、新興住宅が多く建設された影響で利用客数も増加。現在は平日で6000〜7000人、土・日曜で1万1000〜1万3000人(レジ通過人数)に上る。また、客の年齢層も若年化しており「40代の子育て世代が多い」と同店では分析している。
同店では開店記念日に先立ち、3月12日から18日の7日間で「大感謝祭」を実施した。独自の特別企画としてあらゆる商品のセールを行ったほか、12日と16日には「ガラポン抽選会」も開催。2日間で約6000組が参加した。大盛況だったこともあり、4月からは毎月1回ほど定期的にガラポンイベントを実施していく方針だという。
10、20年後へ独自の工夫も
今後同店が目指す営業の方向性について武原店長は「食料品で言えば、安心、安全、味の良いものにこだわり、提供していく。また衣料品では上質であるのは当たり前のこと、アクティブシニアに喜ばれるおしゃれな商品も増やしていきたい」と意気込む。また、鍬田副店長は「10、20年後も愛されるようにお客様の声を聞いていきたい」と話す。
同店では今後も買いやすさを重視し店内通路を広く取るほか、「笑顔の接客」を大切にし、同店独自の工夫をこらしてサービスしていく方針だ。
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