お茶でおもてなし 永野幼稚園で敬老行事
真剣に取り組む園児たち
永野幼稚園（永田万里子園長）で９月12日、敬老の日にちなんだ恒例行事「ながの会」が行われた。
これは同園で長年続く催しで保護者らによる茶道部も協力している。祖父母を園に招待し年長児がお茶でもてなすことで、感謝の気持ちを伝える行事だ。
永田園長が裏千家の師範であることもあり、同園では１年間かけて年長児が茶道を学び、お茶を点てる稽古を行っているという。
当日は園児たちが茶道の作法による歩き方で祖父母たちの前に登場。「ようこそいらっしゃいました」という元気なあいさつの声で行事が始まった。
その後は１人ずつ菓子と抹茶を運び「どうぞ召し上がれ」と声をかけて差し出すと、祖父母たちは目を細めて喜んでいた。
永田園長は「楽しく茶道を学ぶことで、園児たちは静かに座る習慣や切り替えも身についている。子どもの発達段階に合わせて学んでいけたら」と話していた。
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