芹が谷の建設業、(株)根本建設が災害時ペット手帳の普及に取り組んでいる。今月5日に開かれたイベントこうなん子どもゆめワールドでも配布を行い、ペットを飼う人に利用を呼び掛けた。
全国の災害被災地で、飼い主と離ればなれになったり、避難所に受け入れられなかったり、ペットを巡る課題が浮き彫りになっている。ペット手帳は、ペットの同行避難の普及を図るため、日頃から備えてもらおうというのが目的。
港南区では区役所と根本建設、港南区獣医師会が協働で今年9月に作成した。手帳はA4の三つ折り。飼い主であることを証明するためにペットと飼い主が一緒に写っている写真を貼り付け、ペットや飼い主の情報を書き込む。
この日は、同社のイベントブースの前面にペット手帳を積み重ねてPRし、ペットの犬を連れたスタッフらが来場者に利用を呼び掛けた。
専務取締役の根本慶次さんは「来場者のみなさんが気にして興味を示してくれる。ペットを飼っている人はぜひとも活用してほしい。徐々に普及しているのではないか。これからも活動を続けていきたい」と話している。
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