トロフィーを手に拳を握る松下君
港南区港南台の極真会館神奈川県井上道場に通う松下武蔵君（日下小学校６年）が、先月24日に大阪市内で行われた空手の全国大会「第22回グランドチャンピオン決定戦」に出場し、初優勝を果たした。
この大会は全国各地で行われる地区大会の優勝者により争われるもの。松下君は１年生の時から出場を続けているが、これまでの最高順位はベスト８にとどまっていたという。「実力は十分あったが、結果につながってこなかった。小学生最後の節目として勝たせてあげたかった」と指導者の井上正志さんは話す。
松下君は今大会に向けて各地区の予選大会に出場し、埼玉県、沖縄県、青森県などの地区大会で優勝を果たして出場権を獲得。本大会では37人によるトーナメント戦を積極的な攻めで勝ち上がり、念願の優勝トロフィーを手にした。
松下君は「来年も優勝して大会連覇を果たしたい。世界大会にも出場して、結果を出したい」と今後の目標を話した。井上さんは「ご家族の厚いサポートも大きい。各地での試合経験や優勝が自信になり、強さにつながっている」と話した。
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