港南区飲食店組合の組合長を務める西尾三千代さんが、先月行われた港南区食品衛生協会の総会で会長に選ばれた。これにより、両組織の組合長と会長を兼任することとなった。「食の安全というのは飲食業として大前提のもの。その上で、各店が工夫を凝らしたサービスや美味しいものを提供していかなければならない」と気を引き締める。
飲食店組合は公衆衛生の向上と、飲食業の経営の合理化などを促進して業界の発展に貢献しようという団体で、神奈川県飲食業生活衛生同業組合の支部にあたる。一方で、食品衛生協会は食品関係を営む事業者からなる団体で、消費者に安全で安心できる食品の提供をめざし、夏には街頭で食中毒予防キャンペーンなども実施し、一般消費者にも食の安全を呼びかけている。
両組織は「食の安全」という点で重なるため、双方に加入している会員、組合員も少なくない。西尾さんは自身も港南台でスナックを営んでいるが、「新しいメニューの開発や研究に熱心な店主も多い。飲食業界がさらに盛り上がっていけるような活動に取り組むとともに、地域住民にも呼びかけて利用を促していきたい」と話している。
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