社会福祉法人訪問の家(栄区、名里晴美理事長)が運営する多機能型拠点「郷」で7月22日、難病や重度障害者支援のための福祉ものづくりをテーマにしたミニシンポジウム「ものづくり×福祉×地域〜あの人の笑顔を目指すものづくり〜」が立正大学との共催で開催された。
同法人では、2006年から湘南工科大学と連携し、運営する障害者施設のメンバーが利用する機器などの開発に取り組んでいる。立正大学の学生も参加しており、今回のシンポジウムは地域での、ものづくりボランティアを掘り起こす可能性を探ろうと行われた。
学生や地域住民など約50人が来場。シンポジウムではALS患者のコミュニケーション支援の話や、教員と学生による開発経緯などの説明が行われた。
終盤では参加者同士が各々の体験を語り合う「ものづくりカフェ」も。名里理事長は「福祉ものづくりを継続するためにも、地域の中で技術を持つボランティアを見つけていきたい」と話していた。
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