横浜市内の公営住宅などに入居する被災者を支援しようと、市民ボランティア団体「ヨコハマライフサポートプロジェクト」(高橋善春事務局長)がこのほど発足し、活動を始めた。
公営住宅の入居先には風呂釜やガス器具、照明などの設備しかなく、生活必需品の購入費が被災者たちの頭を悩ませている。受け入れ先の地元自治会などでは住民が物資を集めるなど、独自の支援を行うところもあるが、一般の市民が支援をしたいと思っても受け入れ先がないのが現状だ。
そこで同団体が考えたのが、物資を提供したい協力者を募ってホームページにリストを掲載し、ボランティアの立会いのもとで被災者が物資を選ぶ仕組み。物資は提供者が直接被災者に届ける。「過剰な物資提供を防ぎ、かつ単純なマッチングに終わらせず、『支援したい』と思う市民が直接参加できる仕組みにしたかった」と高橋さん((株)上州屋副社長)。募集する物資は食料品以外は基本的に何でも可。「横浜に避難してきた方々が少しでも楽に暮らせるよう、市民ができる支援をしていきたい。ぜひご協力お願いします」。
物資提供の詳細はホームページ【URL】http://www.ylsp.netまたは事務局【電話】050・7543・8991まで問合せを(午前11時から午後4時。月曜定休)。
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