国内屈指の性能を誇るプラネタリウム投影機「メガスター」を使った上映会が1月14日、市立みなと総合高校で開催された。
この日の上映会には、近隣住民のほか港中学校や横浜中華学院の生徒らが招待された。同校体育館に簡易ドームが設置され、「横浜モバイルプラネタリウム」代表の遠山御幸さんが解説を務めた。
遠山さんはまず「本来横浜の空で見られる夜空」を投影。満天の星が映し出されると歓声が上がった。その後は冬の星座や北極星の見つけ方、5月に見られる金環日食の話に観客は興味深そうに聞き入っていた。
この上映会を企画したのは同校の地球科学同好会。同会は昨年発足し、4月から正式に部として承認される見込みだ。生徒たちは4月以降、投影機をレンタルし、地域の小中学校でプラネタリウム上映会を開催していく予定で、今回の上映会はその「練習」とも言えるもの。会長の大塚美佳子さん(2年)は「自分たちが感じた星を見る感動を伝えたい」と意気込む。顧問の相川弘二教諭は「子どもの科学離れがさけばれるなか、少しでも天体や科学に興味を持ってもらう機会になれば」と話した。
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