横浜都市発展記念館(中区日本大通)の中庭に、近代横浜の発展経過を示す遺構の一部が展示され、12月13日から公開されている。
今回展示されたのは、中区の本町小学校校舎増改築工事で確認されたガスタンクの煉瓦積み基礎と、神奈川区内でマンション建設時に発見された神奈川台場の石垣の一部。
これは昨年創立50周年を迎えた洋菓子の製造販売会社、(株)三陽物産(本社中区・山本博士社長)が、同記念館を運営する市ふるさと歴史財団に500万円寄付したことで実現した。
13日には、遺構の披露式が行われ、同記念館の上山和雄館長をはじめ同社の山本社長らが出席。同社には感謝状が贈られた。
山本社長は「横浜の観光・文化力があってこその企業活動です。企業活動を通じて横浜の歴史文化を次世代に伝えたい」とあいさつした。同席したNPO法人横浜シティガイド協会の嶋田昌子副会長は、寄付による今回の遺構展示を受けて「街づくりに対する市民の思いの強さを感じました」と話していた。
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