横浜市は10月10日、台風19号に備え、全市域を対象に危険度の高い崖地などのリストを発表した。市総務局危機管理室のホームページ(http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/kikikanri/gake-map/)に「がけ崩れ被害の想定箇所マップ」として掲載された。
この取り組みは、台風18号の暴風雨により6日、中区野毛町3丁目の成田山横浜別院裏手の崖が崩れ、20歳代の男性1人が死亡、また緑区でも土砂崩れで1人が死亡するなど市内で大きな被害が発生したことを踏まえ、横浜市が対策を協議し、発表したもの。
中区5カ所、西区2カ所
今回発表された危険度の高いリストによると、中区は、大規模な崖崩れが予想される崖地が3カ所、開発などの工事が中断し建築物が近接する崖地が2カ所として、計5カ所が対象。西区は大規模な崖崩れが予想される崖地が2カ所。
市は、台風18号の被害から避難勧告等の強化を実施。「緊急対応」として今回の危険度の高い箇所リストを作成し、区役所に配備した。また「事前対策」として区役所・土木事務所・消防署が危険箇所の巡回や避難勧告の広報について共通認識を持つ事前協議体制を整えた。(10月13日起稿)
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