本町小学校(小澤好一校長・生徒数683人)の創立110周年を記念した「ふれあい音楽会」が12月13日、みなとみらいホールで開催された。
全生徒と保護者約1千人が参加(主催者発表)し、学年ごとに準備してきた歌を披露。本町小110周年の記念に華を添えた。
4年生の発表では、「110周年分の輝きを未来へ〜本町小学校の宝〜」と題し、総合的な学習の時間を使って、校舎の歴史などについて調べたものをスライドで紹介。
4年2組は「本町小学校の歌」について発表。この歌は本町小60周年の1964年に作られ、当時の様子がそのまま歌詞になっている。
当時は学校の屋上からマリンタワーや港町を眺めることができたことから、歌詞にもマリンタワーという言葉や港町の様子が描かれている。
「その当時の様子を考えながら唄ってみよう。会場のみなさん。一緒に唄ってみましょう」と4年生の生徒が呼びかけ、保護者も含め参加者全員で合唱。約1千人の歌声がホールに響き渡った。
未来へ希望託す
山岸勇介くん(4年)は「ぼくは本町小学校の歌が大好き。50年前といまの様子の変化を感じられる。大人になってもぼくの心に残ると思います」ときっぱり。 最後の全員合唱「ふるさと」の指揮を務めた、長谷川裕子前校長は最後に、「110周年への想いを込めたすばらしい歌声でした。4年生は趣向を凝らした発表で感動した。お友達と心を1つにして作り上げた歌声を本町小学校の未来へ向けていき、1人1人が本町小学校の星になって輝いてほしい」として、これからの本町小の未来に期待を寄せていた。
本町小は1905年に創立され、今年110周年を迎えた。
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