中区寿のアイドル『コトブキンちゃん』と野毛山周辺に出没するキャラクター『のげやまくん』の展示会が8月26日まで、仮設の寿町総合労働福祉会館=中区松影町2の8の8=で行われている。地元アーティストによる展示会は初めてで、同館を運営する寿町勤労者福祉協会(勤労協)では「利用者の幅が広がるきっかけになれば」と期待する。
展示は、同会館3階の娯楽室と図書室で行われており、娯楽室はコトブキンちゃんが登場する4コマ漫画18話が、図書室には、のげやまくんのイラストが壁の空きスペースなどに13点展示されている。
この取り組みは、本館の建替えに伴い4月に開設された仮設の会館の周知に役立てようと、勤労協のスタッフがコトブキンちゃんの作者である中区長者町在住の美術家、竹本真紀さん(39)に相談したのがきっかけ。それを受け竹本さんは、のげやまくんの作者を誘い展示会が実現した。
2011年誕生のコトブキンちゃんは、同館入口にデザインされたり、区職員のバッジに使用されるなど、事実上の寿公認アイドル。竹本さんは「コトブキンちゃんがいることで、寿に生活する方との話のきっかけやワンクッションになっている」と話す。
勤労協では、10月に専門家によるおいしい珈琲の入れ方講座を企画するなど、同館の周知に力を入れる。
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