東日本大震災発生から5年となった3月11日、JRおよび市営地下鉄の桜木町駅を中心に「中区帰宅困難者対策訓練」が行われた。地元の町内会をはじめ、近隣の団体や企業などから216人が参加した。
5年前と同様に中区で震度5強の地震が発生し、ターミナル駅である桜木町駅に多数の帰宅困難者が滞留している状況を想定、避難の流れを確認した。また、一時滞在施設がスマートフォンや携帯電話で検索できる横浜市のシステムも紹介された。
滞留者はJR桜木町駅の駅前に一度集まり、その後、帰宅困難者一時避難施設である横浜第2合同庁舎まで中区職員らが誘導した。訓練終了後にあいさつした中区の三上章彦区長は「5年前、中区でも多くの帰宅困難者が出た。今回の訓練を今後の生活に活かしてほしい」と話していた。
訓練に参加した本牧三之谷町内会の丹羽博利会長は「本当に起きたら、混乱するだろう」と、訓練の重要性を指摘していた。
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