西区の南浅間保育園で11月2日、毎年恒例の収穫祭が行われた。
この取り組みは園内で栽培した野菜を用いた給食を地域の人と一緒に味わい、収穫の喜びを感じるというもの。同行事は申込開始から2日で定員満了になり、今年は地域の親子25組が招待された。
収穫祭は5歳児クラス「ぞう組」のよさこいエイサーを皮切りに始まり、園児らは職員手作りのちゃんちゃんこのような衣装をまとって踊りを披露、会場を盛り上げた。続いて園児らが「かきやさん」「たねやさん」「まらかすやさん」「どんぐりやさん」にふんするお店屋さんごっこが行われ、元気いっぱいの「いらっしゃいませ」の声が園庭に響き渡った。
その後は園で収穫されたさつまいもを使ったさつま汁が振る舞われ、園児らは参加した親子らとの交流を楽しんだ。招待された保護者が園児に「いつからちゃんと話せるようになったの」と質問する場面も見られた。
2歳1カ月の娘を連れ参加した菊川美穂さん(32)は、「年長さんの踊りなど、手作りの催しがいっぱいで楽しかった。さつま汁もおいしくて、食育にいいと思う」と語った。
同園の西川洋子園長は、「地域の親子に喜んでもらえて良かった。収穫祭をきっかけに園の雰囲気を知ってもらえれば」と語った。
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