西区の平沼小学校(小西俊光校長)で11月12日、親子で調理し「共食」の楽しさを学ぶ「親子食育教室」が開催された。エバラ食品工業株式会社=西区みなとみらい=とフィード・ワン株式会社=神奈川区鶴屋町=の共催。
これは同校の創立110周年を記念した取組み。神奈川県内の小中高生を対象としたエバラの食育教室の取組みを知った同校栄養職員の和田敦志さんが同社に連絡したことがきっかけで実現した。民間企業が同校で料理教室を開催するのは初めて。
当日は応募40組の中から15組30人の親子が招待され、神奈川のブランド豚・高座豚を使ったしょうが焼き、トマトと市内産きゅうりの浅漬け、和風ポトフ作りに挑戦。教室の冒頭では、養豚の過程や食物の栄養について学ぶ講座が行われ、子どもたちは豚の成育の早さに驚いていた。
調理にとりかかると、包丁の使い方に苦労する子どもたちも。それでも親子で協力して時間内に料理を完成させた。小学2年生の息子と参加した日向野太郎さん(39)は「家では食育の機会がないので良い機会になった。時々開催してもらえると嬉しい」と話した。
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