難病を患う子どもとその家族の日常を描いた映画「ギブン〜いま、ここ、にあるしあわせ〜」の上映会が6月17日(土)、西公会堂=西区岡野=で開催される。入場料金100円で、10時上映開始。上映後には高橋夏子監督によるトークイベントのほか、パンやクッキーの販売などが行われる。
この作品は、日々身体の機能低下が進む「ムコ多糖症」におかされた少女、悪性腫瘍により25時間におよぶ手術のすえ眼球と顔の約半分を切除した少年、短命が宿命づけられた先天性疾患の「18トリソミー」の少女とそれぞれの家族の日々を描いた人間ドキュメンタリー。2016年に制作された同作品はこれまで全国各地で自主上映され、5000人以上を動員している。
これは「西区生活支援ネット」「NPO法人はぐっと」、区内障がい関係施設、「西区地域自立支援協議会」「社会を明るくする運動」などからなる西区「みんなの学校」上映実行委員会が主催するもの。
同上映実行委員会は、映画上映を通して障害や病気への理解を深めてもらい、誰もが安心して暮らすことのできる西区を目指している。
上映会は昨年に引き続き2回目。昨年は、障害のある子どもが普通学級で一緒に学ぶ大阪市の小学校の取組みに密着したドキュメンタリー「みんなの学校」を上映し、500人以上を動員した。
実行委員会のメンバーの一人で西区生活支援ネットの深野博子さんは、「生き方を考えさせられる作品。地域の方が障害を知る機会になれば」と話した。
上映会の問い合わせはガッツ・びーと西の阿部さん【電話】045・250・6506へ。
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