中区本郷町3丁目の住民による防災まちづくり組織「住みよいまち・本郷町3丁目地区協議会」では今年、災害時に役立つ住民の得意なことを把握する「災害時お助け人」制度をスタート。11月25日に行われた地域防災訓練で、制度への登録を呼びかけた。
これは、同協議会が今年策定した、自主防災マニュアルに基づくもの。西区の東久保町夢まちづくり協議会が2013年から始めた「災害時プロフェッショナル登録制度」を参考にした。
「無線通信経験者」「介護士の経験がある」「アウトドア料理が得意」といった、自身が得意なこと・手助けできることを申告してもらい、大規模災害時に技術を有効活用するのがねらい。項目は「情報班」「救援・救護班」といった災害時の活動組織と連動しており、3丁目に2つある町内会の会長が管理する。
11月中に集まった登録数は2町内会合わせて15ほど。第1町内会の竹内理裕会長は「提出を知らなかったという人も多かった。役員会などで制度の呼びかけを徹底していきたい」と話した。
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