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「かながわ部活ドリーム大賞」でキャプテン賞を受賞した

渡邉 拓也さん

神奈川工業高校相撲部3年 

掲載号:2014年2月27日号

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孤独に負けず精進

 ○…「やめなくてよかった」。県教育委員会が部活動で優れた取り組みをした団体や個人をたたえる「かながわ部活ドリーム大賞」でキャプテン賞に選ばれた。先輩が卒業し、2年時から相撲部の部長を任された。しかし、部長とは名ばかりで、部員はたったの一人。練習相手がいないため、筋トレに専念するしかなかった。そこで「出稽古」と称し他校に遠征するなど、試行錯誤しながら練習に励んだ。孤独と引き換えに手に入れた鋼のような肉体を武器に、国体にも出場した。

 ○…金沢区生まれ。幼い頃から体が大きく、三人兄弟の末っ子としてすくすくと育った。しかし、運動は苦手。ペーパークラフトや折り紙で飛行機などを作ることに夢中だった。中学では、簡易ロボットを製作するテクノ(ロジー)部に所属。そこで物づくりの楽しさを知り、神奈川工業高の機械科に進路を決めた。

 ○…入学当時すでに100kg超。父の勧めで体育会系の部活に入ろうと決めていた。見学していて目に留まったのが相撲部だった。「国技でもあり、他校にはない部分に魅力を感じた」。ぶつかり稽古ほど辛く、ためになるものはないと信じる。「毎日のように、先輩に向かって全力を出し続けた。体力の限界を知ることで心身ともに鍛えられた」と振り返る。約半年もの間、孤独な活動が続いたが、ラグビー部が練習の一環として相撲を取り入れることになり、今度は胸を貸す立場となった。「仲間ができてうれしかった」

 ○…プロテインは1日3回欠かさない。肉、特にレバーが好物だ。趣味は格闘ゲーム。春には地元企業に就職する。少年時代に昆虫が好きだったので、初任給でクワガタの幼虫を飼おうと目論んでいる。「新入部員が入ったら、仕事の合間を縫って足を運びたい」と、社会人になっても相撲を続けるつもり。「『初心に返る』をモットーに、前進あるのみです」と力強く抱負を語ってくれた。

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