菅生青年同志会の会長に就任した 松井 章さん 菅生在住 56歳
歴史を若い世代へ
○…今年1月、菅生例大祭や献血活動を柱に活動する菅生青年同志会の会長に就任した。同会は稗原長栄会、蔵敷昭和会、初山初友会の3会、約160人からなる大所帯。まとめる難しさこそあるが「3会の集まりだからこそ、大勢の人と出会える魅力的な場」と同会への愛情を滲ませる。「若い世代のサポート役として、来年40周年を迎える同志会の歴史をつないでいく」
○…20代で初友会に入会。同時に青年同志会にも参加したが「最初のころは幽霊会員だったよ」と苦笑い。地域のこども会が運営するバレーチームのコーチを務めるなど、徐々に地域活動に携わるうち、「いつの間にか役員を任されるようになった」と話す。会長職は今回が2度目。前回会長を務めてから約10年がたった。同志会に参加してから約15年。「仲間に恵まれた。本当に素敵な人ばかり」
○…「人と話すのは苦手だった」。現在勤めている株式会社織戸組で営業職に就いたのが転機だった。「今では人と話すことにも慣れましたね」とニコリ。夫人と大学1年の息子と暮らす。仕事や初友会、同志会の活動と、土日も家を空けることが多いが、昨年結婚20周年を迎えた夫人には「なにも言わずに理解してくれてありがたいですよ」と照れ笑い。会社でも地域でも「飲みニケーション」を大切にしているという。「本音で話せるいい機会でもあり、ただただ楽しいんですよ」と笑顔がこぼれた。
○…今後は若い世代の入会促進が課題だ。現在、同志会を支えているのは40代から50代。「その息子たちが入会し、同志会の歴史がつながっていくと嬉しい。いずれは息子と一緒に神輿を担げれば」と父親の顔をのぞかせた。そのためにこれまで培ってきた会でのノウハウを活かし、会員が楽しめ、達成感を味わえる会にしていきたいとも。「同志会の長い歴史を継続していくには力がいる。課題でもあり目標ですね」と熱を込めた。
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4月26日
4月19日