NHKテレビ「おはよう日本」元リポーターで明日アリーノで講演を行う 入田 直子さん 東有馬在住 56歳
出会いの素晴らしさ伝えたい
○…NHKテレビ「おはよう日本」の中継リポーターを18年間務めた経験をもとにアリーノで明日、講演を行う。「宮前区に住んで28年、ようやく地域デビューです」と笑う。当日は現場に行き、その土地で暮らす人と話し、触れ合うことで感じた「出会い」の大切さを話したいという。
○…リポーターになったきっかけは、音楽大学卒業間際に2週間、急性膵炎で入院した時に偶然、NHKラジオでもともと話すことが好きで興味を持っていたDJの募集を聞いたこと。当時すでにピアノの非常勤講師として音大に就職が決まっていたのだが、平日週3日だけということもありDJも兼任できるのではと思い応募。見事、採用されることとなり、以降6年間2足のわらじをはく生活を送る。その後28歳で結婚、夫の仕事の関係で宮前区に移り住むと同時期に放送センターのキャスターに抜擢、その後おはよう日本のリポーターに任命された。
○…鹿児島出身。地元を離れ、各地を飛び回った経験から改めて地元、鹿児島の魅力に気づいた。仕事の関係もあり毎月1回、鹿児島へ。地元に戻ると温泉に毎日入ることが楽しみだという。子どもの頃から好奇心旺盛な性格で、高校の頃の後輩だという夫とは正反対の性格なのだそう。「なかなかバランスのとれた夫婦」とにっこり。休日は料理上手な夫に手料理を作ってもらうことを楽しみにしている。
○…現在は司会業や鹿児島県にある志學館大学でキャリアコーディネーターとして働く傍ら、母校の武蔵野音楽大学卒業の同期7人で結成したアンサンブルユニット「WAWAWAフレンズ」で活動を行う。「音楽大学を卒業したのに今まで音楽活動をやってこなかった。これからは自分の培ってきた経験をもとにいままでやっていなかった音楽活動を絡めながら社会に恩返しをしていきたい」とこれからの活動に意欲を見せる。
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4月26日
4月19日