神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2012年11月9日 エリアトップへ

活動35年目を迎えたハワイアンミュージシャン アグネス キムラさん 宮前平在住 

公開:2012年11月9日

  • LINE
  • hatena

ハワイと日本の架け橋に

 ○…ウクレレやスラッキーギターを奏でながら、ゆったりとハワイ語で歌うミュージシャン。時には、フラダンスやタヒチアンダンスを披露することも。今年は活動35年目を迎え、自身7作目となるCD『ナニアヒアヒ』も発売した。「ハワイアンミュージックは歌だけじゃない。楽器や踊りがあってこそ。披露するたびに、奥深いハワイの文化に触れている気分」とにっこり。

 ○…出身は静岡県。当初はジャズシンガーを目指していたが、アルバイト先のハワイアンクラブでフラとタヒチアンダンスに出会い、運命が変わった。「最初はどれも同じ曲に聞こえて。でも、ある時、まとまって聞こえていた音が旋律で聴こえて。いいメロディだなと思った」。以来、猛然と努力を始めた。苦手だった裏声も出せるようになるにつれて曲のレパートリーも増えていった。「いつも、いい歌に巡り会わせてくれてありがとうって思いながら歌っている」

 ○…「私はあくまで偽物。どんなに練習してもハワイアンにはかなわない」と謙遜する。「だからこそ、一番大切にしたい曲」なのが、移民として渡った日系人たちがサトウキビ畑で歌ってきた労働歌『ほれほれ節』だ。「この歌を知らずして何がハワイアンミュージックだと思った」と振り返る。「日本人にしか表現できないと思う。私らしさを探しながら、ハワイと日本の架け橋のようなレパートリーにしていければ」

 ○…宮前区に住んで25年が過ぎた。「実はまだ宮前区でショーをしたことがないの。チャンスがあれば区民祭にも出てみたいな」と明かす。温泉が大好き。近くの温泉にはよく行くという。仕事場は世界。国内やハワイでのショーはもちろん、世界一周クルーズに乗船してショーを披露することも。オフはパソコンの前でブログやフェイスブックの更新に励む。「これからもずっと歌い続けていきたい」と目を輝かせた。

宮前区版の人物風土記最新6

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月26日

飯田 康行さん

宮前消防署長に就任した

飯田 康行さん

横浜市在住 58歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

森川 敦子さん

運営する学童で企業と共創しSDGsプログラムを実施した

森川 敦子さん

宮前区在勤 38歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

岸 真介さん

馬絹地域の有志を率いて落書き消しを行った

岸 真介さん

馬絹在住 67歳

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook