(PR)
医療レポート連載「動脈・静脈」 足の不調/動脈硬化にご注意 取材協力 町田慶泉病院
『血液の流れ』―動脈と静脈からなり、その循環トラブルは様々な病気に関わるという。20年以上前から静脈疾患への治療に積極的に取り組み、700件以上の手術記録を持つ医療機関が町田慶泉病院(中西泉理事長)だ。このほど狭心症や下肢末梢動脈疾患などの手術を数多く手掛けてきた新津勝士医師が血管外科に赴任するなど、月曜日から土曜日まで毎日専門医が常駐、血管に関するより総合的な診療が可能になった。
足の血液の病気『下肢静脈瘤』
「多くの患者様がご来院になる下肢静脈瘤。実はあのハムラビ法典にも記載が散見されるほど古い歴史を持った疾患です」と中西理事長は話す。静脈の弁不全による静脈血逆流が原因で、治療についても試行錯誤が続けられてきたという。「全ての血管は繋がっています。下肢静脈瘤は、再発例や、動脈硬化を合併している場合もあります。誤って皮膚科にいってしまう方もいますが、適切な専門機関での早めの受診が大切」と呼びかける。
同院ではストリッピング治療から最新のレーザー機器による血管内治療(いずれも保険適用)まで、治療時間や経済面などに応じて進めるという。「『切られる』と怖がる方もいらっしゃいますが、切らずにできる治療など方法は様々にあります。まずは早めの受診を」と新津医師は話す。
|
|
|
|
|
|