2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでキャンプ地誘致活動を行っている町田市は18日、南アフリカ大使館の臨時代理大使らと町田市内で清掃活動などを行った。
7月18日は南アフリカ元大統領のネルソン・マンデラ氏の功績をたたえるため制定された「ネルソン・マンデラ国際デー」。マンデラ氏はその生涯のうち67年間を、人種と社会的正義を求める闘争に捧げた。誕生日であるこの日を、誰かのために67分間の奉仕活動を呼びかける日となった。
この日町田市では、石阪丈一町田市長、殿村健一町田市議会副議長、深澤勝町田商工会議所会頭、ボランティア市民らのほか在日南アフリカ大使館のロイス・B・クズワヨ臨時代理大使らも参加して、町田駅周辺の清掃活動が行われた。
参加者らは町田ターミナルプラザ市民広場をスタートし、町田シバヒロまで清掃用具を片手にゴミを拾って歩いた。
クズワヨ臨時代理大使は清掃後、町田第一小学校を訪れ、児童たちと一緒に給食を楽しんだ。この日の町田市内の全小学校の献立は、「南アフリカ」メニューで、チキンや南ア特有の野菜などを豊富に使用した郷土料理となった。児童たちにも大好評で、美味しそうに南アフリカの料理を楽しんでいた。
食事中、急に降り出した雨にクズワヨ臨時代理大使は、「南アフリカの人たちは迷信深いので結婚式などおめでたい日に雨が降るのは縁起が良いです。神様が見守ってくれているのでしょう」と児童たちに話しかけていた。
町田市は南アフリカと文化やスポーツで交流を深めていて、2020年東京五輪・パラリンピックでは南アフリカをもてなすホストタウンに登録されている。今後もキャンプ地招致に向け活動していくという。
町田版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|