大和市立草柳保育園(相原叔子園長)で14日、災害時を想定した炊き出し訓練が開催され、全園児約110人が参加した。
市内に5園ある公立保育園全園では、大地震の際などに保護者が園児を迎えに来ることができず、さらに調理場が使用できない状況を想定した炊き出し訓練を各園で実施している。
この日は、同園2階の調乳室で地震に伴う火災が発生したことを想定。保育士と園児が広域指定避難所の引地台公園に約30分かけて移動し、園に残った保育士と調理師が電気やガスが使えない状況を想定した中でアルファ化米とけんちん汁の缶詰にお湯を加えて作る工程を確認した。
相原園長は「実際に炊き出し訓練を体験できたことは貴重な経験になりました。今後に活かしていきたいです」と話していた。
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