国土交通省はこのほど、2016年1月1日時点での全国の公示地価を発表した。大和市での対前年平均変動率は、住宅地は0・2%と微増し、商業地はマイナス0・1%と微減した。
住宅地最高は25万6千円
今回の市内住宅地の地価調査は新たに5地点加わり27地点で行われた。1平方メートルあたりの平均価格は18万2000円(前年18万3300円)。そのうち12地点では、前年と価格の変動はなかった。
最高価格は「中央林間3丁目4145番54」の25万6000円で、対前年の変動率は2・4%増。同じく、「中央林間2丁目4303番25」でも対前年2・1%増の24万5000円となっている。
一方、市内では対前年変動率がマイナスとなった住宅地もある。「桜森2丁目320番6」、「上和田宇新道444番15」では、ともにマイナス1・3%となった。
商業地は新たに1地点増え5地点を調査。1平方メートルあたりの平均価格は、29万7800円(前年32万7500円)だった。「大和東1丁目1069番12」(大和駅前)ではマイナス0・2%と微減し、58万9000円(前年59万円)。残る4地点では、新たに加わった1地点を除き価格の変動はなかった。
海老名は地価上がる
県内近隣地域では、海老名市で平均地価が上昇している。住宅地、商業地とも変動率はプラスとなり、商業地では対前年比2・4%だった。
地価公示は、適正な地価を形成していくための指標・基準として年1回実施されるもの。2人以上の不動産鑑定士の鑑定結果をもとに国土交通省の土地鑑定委員会が判定をする。鑑定評価を行う地点は「標準地」といわれ、今回は1747地点が対象。前年に比べ226地点増えた。
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