理美容界の若手にチャンスとモチベーションを与えようと始まったイベント「JUNIOR TOKYO」。東京都内のサロンが参加するこのイベントに市内を中心に店舗展開をするHONDAグループ(本田誠一代表)」から7人の若手が自身の技術と感性をアピールしようと挑戦した。
イベントは、生産性向上を求めるあまり、「若手=アシスタント」が、その役を担わされることで、なり手の減少や早期退職など理美容界の若い人財のやる気を削いでしまっている現状を変えようと始まった。若手に感性を磨き、挑戦する場を与えようと昨年、恵比寿で初めて行われ、約700人の観客が見守る中、参加者は約10分の持ち時間で思い思いのヘアショーを演じた。今年は『解き放て、若き才能。』をテーマに開催。渋谷の会場には約1000人の来場者が訪れた。
グループから参加したのは青木広哉さん(24)、平野善与さん(23)、小松崎和哉さん(22)、松田颯月さん(22)、三浦健有さん(22)、山田直樹さん(22)、野中梨沙さん(22)の2年目から5年目の7人。彼らは初めての大きな舞台に緊張しながらも、自らの感性を信じ、作品を作り上げた。
2年目の野中さんはオリジナルの着付など「時代の変化にとらわれない伝統的な表現ができた」と満足気。三浦さんも「モデルさんとのコミュニケーションや普段と違うステージワークが良い経験になった」と話す。
地元出身の平野さんは、ショーの無事成功に思わず感極まったという。青木さんも「達成感は今でも忘れられない」と感慨に浸る。「都内のサロンがメインのショーに参加し、勢いや発想、表現力が刺激になった」という松田さんは山形出身の3年目。北海道出身の小松崎さん、群馬出身の山田さんらと同じ、地元に戻って開業し、地域の活性化に一役買うことを夢見ている。
本田代表は「感性を磨き、もっと見聞を広め、チャレンジする機会を提供したい」と語った。
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