かたことNOTE
▽偶然か、必然か。先月聴いた講演はスポーツジャーナリストの二宮清純氏によるもの。時まさにソチオリンピック。二宮氏は、マラソンの高橋尚子選手が金メダルを獲ったときのこと、水泳の鈴木大地選手が金メダルを獲ったときのことを例えに話した。Qちゃんは現地で最後のスパートの練習を、大地さんは爪まで伸ばし、コンマ1秒の差をモノにしたと。よくある「実は」話。二人のメダリストの陰には、優秀な指導者がいたのも有名な話。二宮氏は「勝つための準備力」を説いているのだ。▽もう一人「準備」の大切さを教えてくれたのは同時通訳者の長井鞠子さん。最近NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」を見た。現在70歳、現役。その仕事は「世界一」と称されている。40年間の通訳という仕事で、最も肝要なのは準備。ぎりぎりまで準備に準備を重ね、メモ、メモ、準備メモ。それは過去の失敗による教訓だという。彼女の同時通訳人生の中で、一度だけ準備をせずに現場に臨んだ。「もう来なくてよい」との即日評価。以来ずっと、準備の鬼。▽準備で思い出すのは2月24日厚木市議会初日の市長施政方針。約1時間の長い演説だ。国会で言うなら、総理大臣の施政方針演説あるいは所信表明。最もカッコいい場面。読み直しや「もとい」、読み違いはできるだけ少ない方がいい。説得力にもつながると思う。ここで超辛口に市長様に進言したい。「十分なご準備を」と、愛をこめて。
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4月19日