小田原版 掲載号:2017年4月22日号
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異業種交流団体の「小田原二世会」会長に就任した 星崎 敏雄さん(鈴木 敏雄さん) 延清在住 46歳

飾らぬ自分で向き合う

 ○…創業110年を超える老舗金物店、星崎仲吉商店の専務取締役を務める。ゆえに普段は緑のジャンパー姿がトレードマークだ。取材日は愛娘の入学式。ビシッと決めたスーツ姿に、「坊主頭にこの格好だとちょっと怖そうに見えるかな」と、うれしさを隠す様子もなく目じりを下げる。

 ○…兄と妹に挟まれた、3人兄弟の真んなか。幼いころ家族で買い物に出かけると、ふらっと「違う場所に行きたくなって」、家族が本気で探し始める前にはしれっと帰ってくる「自由人」。白山中から東海大相模高へ進学し、航空部の門をたたく。1Km先のウインチでワイヤーロープを高速で巻き、その動力で飛び上がるグライダーにハマった。埼玉の河川敷で練習に明け暮れ、最初は指導役の教官と、上達してからは一人で空を駆ける自由を手に入れた。高度300〜400mを、最短で15分、最長1時間半。利根川や富士山を眼下に、まるでミニカーのごとく走る車を視界の隅に入れ、「広い空をひとり占めしているような快感」に酔いしれた。

 ○…企業の後継者が集まる異業種交流団体「小田原二世会」に入会したのは15年近く前のこと。青年会議所の先輩に誘われて加わった当時の自分を「生意気だった」と振り返る。本業に精を出す傍ら、家族との時間を削って行う慈善事業や研修などの活動。目立つことを好まず、縁の下の力持ち的な立ち位置が心地よかった自分に、兄は「どうせやるなら楽しめば」と助言をくれた。肩書きや年齢にとらわれず、飾らぬ心で付き合い謙虚な姿勢で学ぶこと―。身をもって知った会の良さを、新たな仲間に伝えている。

 ○…3姉妹の父。娘たちには、明るい未来や太陽、豊かな実りを想起させる名前をつけた。末娘は昨年7月に誕生したばかり。「全員の花嫁姿が見たいなぁ」そうしてまた、目じりを下げた。時間を見つけては、自転車の練習に付き合うのが息抜きだそう。

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