4月27日のYOKOHAMA COFFEE MARCHEを主催する 百崎 佑さん 中川在住 25歳
コーヒー文化、イベントで育む
○…スペシャリティコーヒーの普及と文化醸成を目的に、5年前に団体を立ち上げ、コーヒーをテーマにしたイベントを企画してきた。以来、口コミ、SNSで評判は広がり、昨年のイベントの来場者は5500人を超えた。「眠気覚ましや苦いイメージが先行するコーヒーですが、別の魅力もある。イベントでスペシャリティコーヒーを飲み比べていただき、いい意味でイメージを覆すことができれば」
○…独特な雰囲気に惹かれてカフェ巡りが趣味だった中学生の頃。ふとある時、背伸びをしてみた。「すごく苦かったので、砂糖を沢山入れました」と笑う。以降、コーヒーにハマり、高校生になるとカフェでバイトも始めた。進路選択では大学進学と迷った末に「今、ハマっていることを仕事にしたい」と飲食系の専門学校に進学した。現在は渋谷の店舗でバリスタとして勤務。1日50杯ほどのコーヒーを飲むという。
○…都筑区出身。イベント実施に際し、今まで培ったノウハウや人脈を使い、日本全国から出店を呼び掛けた。地元での開催を「嬉しいし、感慨深いものがある」と思いを口にする。趣味は今も変わらずカフェ巡りだ。「勉強も兼ねて津々浦々、色々なお店を訪ねます。産地、淹れ方、人で千差万別に味が変わる。その奥深さにコーヒーの魅力を感じます」
○…今年8月には、念願だった独立を果たす。店舗は商店街のイベントなどで関係のあった南区の弘明寺を選んだ。「ただ、カフェを経営するだけでなく、コーヒーを中心に人が集まるコミュニティができれば」と意気込む。「お店が落ち着いたら生産国に買い付けにも行ってみたい」。若きバリスタは夢を胸に今日も一歩を踏み出していく。
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