鶴峯山三佛寺=本村町=で10月27日、新しい住職が就任する儀式「晋山式」が行われた。
30年間住職を務めた19世・吉川瑞浩(ずいこう)さん(78)が退任するにあたり、長男の20世・瑞教(ずいきょう)さん(50)がこの日、新住職に就任。檀家や地域住民ら大勢が集まった。当日は稚児行列も行われ、儀式に華を添えた。寺の周辺を練り歩き本堂に到着すると、瑞教さんが稚児にお清めした。
本堂では退任式が行われ、瑞浩さんは「父親から引き継ぎ、周囲のお力もあり、寺を30年守ることができた。同じように息子に引き継げることをありがたく思う」とあいさつ。晋山式では瑞教さんが「本尊にお仕えし、お釈迦様、法然上人の教えをお伝えするのがつとめ。その思いを心に刻んで一つひとつ励んでいきたい」と決意表明した。
檀家の佐藤満さんは「前住職は温厚で人柄も素晴らしかった。新住職も堅実で真面目な性格なので、跡継ぎとして期待している」と話していた。
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