4千人超が参加 恒例の若葉台文化祭
芸術作品展示や舞台発表など地域の文化活動が集結する若葉台文化祭が11月10日から16日まで、若葉台スポーツ・文化クラブ(旧若葉台西中)をメーン会場にして開催された。
同文化祭実行委員会(堀田陽一委員長)が主催し、今年で31回目を迎えた文化祭。10日には同クラブ体育館でステージ発表が行われ、音楽祭の部と芸能祭の部に合わせて40グループが出演。約2千人が訪れるなど盛り上がりを見せた。また期間中、同クラブの各教室では絵画や写真、手芸、工芸など約400人の作品展示のほか、若葉台住民シンポジウムや障害児者理解作品コーナーなどさまざまな催しが行われた。こちらも1週間で述べ約2200人が訪れていた。
戦争資料や折り鶴コーナーなどを設置していた、戦争体験を語り継ぐ若葉の会の片岡正会長は「中学生や高校生も見に来てくれてよかった」と振り返り、完成した千羽鶴は広島、長崎、サイパンの慰霊碑へ献納する予定だという。
このほかにも、山梨県都留市の出張展示やワークショップ、愛媛県西予市立美術館で行われている「かまぼこ板の絵」展覧会の紹介展示なども行われた。
堀田委員長は「これまでよりも多くの人に来てもらえて嬉しい。今年は特に、地域の人以外にも対外的な関係が広がり、新たな交流が生まれつつある」と振り返っていた。
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