長年にわたり日中間の教育交流に尽力したとして、送迎保育施設「ヨコハマ旭チャイルドステーション」=東希望が丘=の施設長・籾山宣さんがこのほど、外務大臣表彰を受賞した。その功績を称えようと10月26日、横浜市内のホテルで祝賀会が催された。
籾山さんは2000年に、中国で幼稚園を営む知人の依頼で大連へ赴任。日本人アドバイザーとして関わっていた大連日本人学校付属幼稚園長に04年就任した。就任後は小・中学校との連携教育や現地の公立幼稚園との交流、現地語のカリキュラム導入などを積極的に推進。定期的に行った現地幼稚園への訪問活動は中国側の評価も高く、日本人学校全体の運営に対する中国関係機関の理解を得る大きな役割を果たした。今年3月、園長を退任。現在は瀬谷区と旭区で幼稚園事業を運営している。
祝賀会には大連と地元横浜の関係者ら約200人が出席。来賓祝辞、授賞式スライド上映のほか、施設職員によるハンドベルの演奏披露、出席者全員で「見上げてごらん夜の星を」の合唱も行われた。
発起人代表の小川肇さんはお礼のあいさつを述べた後「籾山宣はまだまだ幼児教育に情熱を燃え上がらせている。今後も大きなエールを送ってあげて欲しい」と語った。籾山さんは「感激の極み。何と言って良いかわからないほど感激しています。本当に感謝、感謝です」と涙を浮かべながら話していた。
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