画廊に並ぶ力強い作品は約30点。90歳の画家・木戸武さん=中白根在住=が9月6日(土)から15日(祝)まで、旭ギャラリー(中白根2の5の26、【電話】045・955・3388)で「木戸武展」を開催する。
木戸さんは1924年、福岡県生まれ。大手鉄鋼メーカー、旧運輸省、航空関連企業に75歳まで勤務し、社会人として忙しい日々を過ごしてきた。
絵を描くきっかけとなったのは、リタイア後の77歳の時。自宅近くの画廊「旭ギャラリー」にふらりと立ち寄り、そこで出合った宮本豊蔵氏の作品に感銘を受けた。「感激して、自分でも描きたくなった」。絵が好きだった幼少期の記憶などもよみがえった木戸さんは、同画廊主催の絵画教室などに参加し絵を学んだ。多いときには1日8時間も作品を描き続けた木戸さん。6年前の84歳の時、初の個展を開くまでになった。
今回の個展は9月6日から15日まで。開催を前に「多くの方に見てもらいたい」と木戸さんは話す。現在も、月に1、2作品を描いているという木戸さん。「3回目の個展もできれば」と今後の展望を話した。
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