神奈川大学4年の高橋将人さん(21)=中希望が丘在住=が10月24日から27日、フィリピンで行われた「スモーキーマウンテン少年野球育成プロジェクト」に参加。日本プロ野球名球会の北別府学さん、駒田徳広さんらの通訳を務めながら、自らも指導を行った。
同プロジェクトは、東京青年会議所とマニラ青年会議所、名球会が協働で実施。フィリピンのマニラ市北方に位置するスラム街「スモーキーマウンテン」で暮らす子どもたちに、夢を持ってもらおうと行われており、今年で3回目を迎える。高橋さんが参加するきっかけとなったのは、母の祖国である同国への語学留学。現地滞在中に、両会議所のメンバーと知り合い、参加する運びとなった。
スモーキーマウンテンの球場で2日間、現地の野球少年を対象に投球、打撃、守備などの基本練習を指導。高橋さんは北別府さんや駒田さんの通訳をしながら、試合にも出場するなど球児たちと触れ合った。高橋さんは「自分の姿を見て、子どもたちに夢を持ってもらいたい」と話した。
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