二俣川ニュータウン連合町内会(野本実会長)の防災連絡協議会は今宿あきにれ公園で8月1日、「スタンドパイプ式初期消火器具」の活用訓練を実施した。同連合では、年度末までに同器具一基を購入する方針。訓練に参加した住民は、今宿消防出張所の隊員から使用方法の説明を受けた。
スタンドパイプ=写真中央=は、消火栓へ取り付けることで、ホースの設置が容易になる消火器具。災害時に住民の手で初期消火活動が必要な時のために設置が検討されている。通常消火ホースは消火栓の中にある取水口に直接つなぐ必要がある。その際、誤って消火栓内に転落するなどの危険性を減少させ消火活動を容易にすることができると考えられる。
実際に同器具を設置した参加者からは、「取水口にホースを直接つなぐより簡単。取り外しの時も屈(かが)む必要がないので楽」といった声が聞かれた。
同出張所の芥田真樹所長は、「地域の方が防災に関心を持たれていることは非常にいいこと」と話した。同連合防災担当の松田幹生さんは、「今後も訓練は必要だが、老若男女、誰でも使用できる器具だと感じた」と訓練を振り返った。
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