帷子川の清掃活動などを行う団体「帷子川はふるさとの川の会」(前原修代表)が11月25日、横浜市内で活動する水辺愛護会の中で特に優れた活動を行ったとして、市から唯一特別表彰を受けた。永年表彰には区内から同団体のほか3団体が受賞した。
横浜市道路局は、水辺愛護会の日ごろの活動を称え、今年度初めて表彰式を開催した。10年以上活動する永年表彰は市内58団体が受賞。区内からは追分トンボ池水辺愛護会、もみの木グリーン水辺愛護会、ゲンジの里水辺愛護会、帷子川はふるさとの川の会の4団体が受賞した。
帷子川はふるさとの川の会は、今年で結成11年目。会員は43人で、月3〜5回ほど清掃活動や子どもに環境教育を行っている。現在、帷子川ではアユの遡上が確認されており、水質向上に貢献したとして特別表彰を受けた。前原代表は「皆で努力して続けてきたおかげ。大変ありがたく、励みになる」と喜びを語った。
アユは鶴ヶ峰バスターミナル下の水道橋まで遡上しているが、同会の当面の目標は鶴ヶ峰コミュニティハウス近くの公園橋までの遡上という。市でも今後の方向性をまとめた「アユが遡上する帷子川アクションプラン」を策定しており、同会も「実現するため協力していきたい」と力を添える方針だ。
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